2018年6月19日
おはようございます☀
今回はガス販売業者(西日本イワタニガス)
の営業から教えてもらった
TIG溶接のガスレンズの効果について
紹介したいと思います。
通常のトーチで溶接する時のタングステン
電極突き出し長さは大体4mm~5mmと
言われていますが、ガスレンズを使用して
溶接を行うと、20mm~30mm程
突き出し可能となり、溶接焼けも防ぐ効果
あると聞き早速購入してみました。
TIG溶接はアルゴンガスで空気が入らない
様にシ―ルドして溶接することで
強度とビ―トの美しさを保ちます。
狭い箇所はタングステンを伸ばす事で
ガスでシ―ルドがしっかり出来ず、空気が
入る事で溶接の質(酸化する)が落ちてしまい
ます。
左側のノズルがガスレンズ
右側のノズルが既存品
既存品のガスの流れが
先端のノズルに穴が4ヶ所あるんですが
その穴からでるガスとセラミック内部が
ぶつかる事で不規則に渦巻きながら
ガスが出てるようです。
タングステンが通常の長さなら問題無いが
長くすると空気を巻き込むので
酸化してしまうのが現状❗
今回のガスレンズは
コレットのメッシュの部分から
真っ直ぐガスが出る事で到達距離が通常の
6倍効果があるとか!
なのでタングステンを伸ばしても酸化せず
しっかりシ―ルド出来る様です☆
実際に来たガスレンズ❗
タングステンを伸ばして
適当な材料で溶接してみました❗
幅が9mmを溶接した結果!
酸化せず溶接が出来ました(^-^)/
素晴らしい☆☆☆☆☆
狭い箇所等には使えますね✨
因みに既存のコレットでも同じ長さで
溶接してみましたが
酸化しました。
良い物は取り入れるべし👍
それではまた✋
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